取組をまなぶ

家庭の生ゴミを堆肥に変えて野菜を育てる『こどもやさいプロジェクト』

ヤンマーホールディングス株式会社

 ヤンマーは1912年の創業以来、農家や漁師など一次産業に従事する人たちに機械やサービスを提供することで、食料生産を支えてきました。
 2022年からは、家庭の生ゴミを集めて堆肥化する「こどもやさいプロジェクト」を立ち上げ、滋賀県犬上郡多賀町のこども園から取り組みを開始しています。家庭から出る生ゴミは水分量が多く、焼却時にたくさんのCO2を排出します。また、ゴミ処理にかかる費用も行政にとって大きな負担になっています。

 このプロジェクトでは、こども園に通うこどもたちの家庭から生ゴミを集め、ヤンマーのバイオコンポスターで減量し、園施設内で堆肥化することで、生ゴミの焼却によるCO2排出を抑え、処理費用も削減します。また、できたものは園内にある菜園で堆肥として活用し、野菜を育ててみんなで食べるまでを体験します。ヤンマーはこどもたちと一緒に環境について楽しく学べる場をつくりながら、資源循環型社会の実現を目指ざしています。

参考:こどもやさいプロジェクト(ヤンマーホールディングス)