取組をまなぶ

日本とエクアドルに笑顔の架け橋をつくる ー“森”で育てる「田辺農園バナナ」

ANAフーズ株式会社

 世界の航空ネットワークを有するANAグループのなかで食品の輸出入など多様な事業を担うANAフーズ。その主力商品のひとつが、南米エクアドル産「田辺農園」のバナナです。

田辺農園は、日本人オーナー 田邊正裕さんが自然の地形をそのまま活かして拓いた栽培面積約350Ha(東京ドーム約74個分)にも及ぶ広大な”バナナの森”ともいえるバナナ農園です。農地拡大は森林破壊の最も大きな原因とされていますが、田辺農園では徹底して自然環境の保全に努めています。

農園主・田邊正裕氏(右)と副社長・田邊洋樹氏(左)

化学肥料や除草剤を一切使用せず、通常は廃棄される規格外のバナナを発酵させた堆肥、人が飲めるほどきれいな地下水、そしてエクアドルの太陽によって、バナナを育てています。安全・安心の農園は、正規雇用で働く約530人のエクアドルの人々の生活も支えています。

田辺農園は、豊かな森を守り、働く人にもやさしい農園に与えられる「レインフォレストアライアンス認証」を取得。バナナの栽培を通じて、日本とエクアドルに笑顔の架け橋をつくっています。

参考:田辺農園バナナ(ANAフーズ)